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2011年1月8日19:28更新

霊視 浄霊 レイキ 風水



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     30分6000円(一般)





過去に

霊格が非常に高い方から
素晴らしいものがあるので
読んでみて下さいね・・
といわれて
頂いたものがございました。
それを
本日は
ご紹介したいと思います。




424.君のためにできること・・

我が家に
天使のような少年が
舞い込んできたのは
今年の
まだ寒いころのことだった。

舞い込んできた
といっても
彼と実際に
会ったことはない。

私の妻が
手紙の
やりとりを始めたのだ。

きっかけは、
少年の父親が
病気に苦しむ我が子の気を
少しでも紛らわせるために、
妻のホームページに
メールを送ったことだった。

子供が
高橋先生のファンなので、
サインをくれないか
というものである。

私の妻は
高橋和(やまと)という名で、
女流の将棋棋士を
職業としている。

少年は
どこかで彼女の名前や顔を知り、
ファンになったようだった。

彼女はサインをするのは
構わないけれど、

父親ではなくて
本人からの手紙が
欲しいと返事を出した。

それから間もなくして、
少年から我が家に
手紙が届いたのだった。

高橋先生いつも
テレビを見ています。
お父さんのメールに
おへんじをくださって
おてがみを書けて
ゆめのようです。

という書き出しで
その手紙は始まった。

子供の頃からの
重い病気を患っていて
人退院を
繰り返してきたそうだ。

九歳というから
小学校四年生。

私の妻が子供達に
将棋を教えていることを知り、
僕も
いつか教えていただきたい、
先生に習っている
子供たちが
うらやましいです

素直に書かれてあった。

そして

おとうさんから
高橋先生もこどものときに
こうつうじこで
たいへんだったとききました。
まだいたいですか、
いたくならないように
おいのりしています。

という言葉で
締めくくられていた。


私の妻は
四歳のときに
交通事故に遭い、
左足を切断する
寸前の重傷を負った。

小学生時代は何度も
手術を繰り返してきた、
そのことを
父親から教えられて、
足が痛くならないようにと
病床で
お祈りをしてくれているのだ。

妻が
サイン色紙と
使い古しの扇子と
手紙を出し、
そうして
二十七歳の女流棋士と
九歳の少年との
文通が始まった。

少年は
自分が大切にしている
宝物を次々と
プレゼントとして
送ってよこした。

いつも病床で
少年を
見守っていたという
白いテディベアのぬいぐるみ、

父親に買ってもらった
たまごっちや

大好きな
テニス選手の直筆サイン。

身の周りで起こったことを
几帳面な字で
一生懸命に書き添えて、
そして
手紙の最後は必ず
高橋先生の足が
いたくならないように
おいのりしています


と締めくくられていた。


その頃に
父親から
貰った手紙で、
どうやら少年の病が
不治か
それに近いものである
ことを知った。

医者からは
覚悟をしておいてくれと
言われているとあった。

生まれたときには
すでに何日生きられるか
わからないという
状況だったらしい。

手紙の中に
チラホラと
出てくる抗癌剤、
副作用という言葉から

少年の抱えている病状の
深刻さを
類推するほかなかった。

それでも少年は
健気に生き延びた。

十歳になった喜びを
伸び伸びと素直に
手紙に綴ってくれた。

会いに行こうかと
こちらから
提案したこともあった。

しかし、
あまり興奮させると
体調に
響くかもしれないという
医者の判断もあって
様子を見ていた。

それに少年は
髪の毛がないことが
とても
恥ずかしかったらしく、
何度も
約束していた写真が
送られてくることもなかった。

病気で
弱っている自分の姿を、
憧れの人に見せたくないという、
少年の気高さ
そうさせたのだとおもう。

ある日
届いた少年からの手紙は、
あきらかに
それまでのものとは
違っていた。

一文字一文字が大きく、
乱れていて
見るからに
やっとのことで
書いているという
雰囲気なのである。

それから
すぐにきた
父親からのメールは、
少年が
ついに
もっとも恐れていた状態に
入ってしまったことが
告げられていた。

癌性悪液質
という言葉が、
私たちの心を乱した。

いたいです、
くるしいですと
書かれてある言葉に
何と
答えればいいのだろう。

少年は
末期癌の苦しみの中で、
必死に
手紙をしたたているのである。

おてがみうれしかったです。
いつまでも
おともだちでいてください


とまるで
泣き叫ぶような字で
書かれてある。

憧れる人に
何とか
自分の気持ちを伝えたい


いつまでも、
いつまでも
おともだちで
いてください、

その純粋な気持ちを、
そして最後に
また一層大きな字で

高橋先生の
あしが
いたくならないように、
お祈りしています

しめくくられてあった。

妻も私も泣いた。

少年の置かれている
苦しい状況に、

そして

そんな激しい痛みや
苦しみの中でさえ

自分のことよりも

人に足の痛みを
思いやれる少年の
優しい心に

何もしてやれない
悔しさもあったが、

少年が
懸命の思いで
与えてくれているもの
の大きさに、

胸が
締め付けられる思いがした。


最後の
手紙を書いた
数日後に
少年は亡くなった。

危篤に近い状態に
あると聞いたときに

妻は
自分の好きな曲を集めて
CDを作って送ったが、
それが
少年に届くことはなかった。


あまりにも
かわいそうに
思った神様が、
息子に
最後に
恋をさせて
やってくれたのだと
思います。

と父親から
妻あてに手紙が届いた。

そして
病気の苦しさを
どれくらい
紛らわして
くれたことかと

感謝の気持ちが
綴られてあった。

少年から
初めての手紙をもらってから
わずか三か月。

少年は亡くなる前日まで

妻の足が
痛くならないように
祈っていて
くれていたそうである。

少年がくれた
純白のテディベアは、
リビングの出窓に座り、
今も
私たちの生活を
静かに見守り続けている





最後に・・・

人を責めることができるのは
生まれてから一度も
嘘をついたことも無く、罪を作ったことが無い人だけです。

だから僕も
責めることはできません・・

責めるような文面にならないように
細心の注意をはらい
優しいブログ
温かいブログを書いていきたいとおもいます。


ただ責めるようなニュアンスと感じてしまった部分は
誠に申し訳ないですが
未熟者として
広い心で受け止めて頂けたら幸いでございます。









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